記憶を新鮮なままで

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8月24日、深夜3時の書き起こし

どうもこんばんは!8月24日深夜3時のインスタライブ、どうせ書き起こそうと思ってたのでもうここにまとめて書いちゃいます。端折れるところほぼ無かったので結構そのまんま書き起こしてます。

私がお風呂から上がってインスタを開いたのが2時50分、すでに太一さんと祐也さんがコラボしてたので慌てて開いたのですが、コラボして間もない感じでした。

それぞれの家からお酒を片手に始まってたコラボ。祐也さんの手にはレモンスカッシュ、太一さんの手にはウーロンハイ(高濃度)。

 

◯二人が今日どこかで何かを見て(観て)『感受』してきたくだり

祐「あなたあんま飲んでないよね」

太「わたし飲んでないんです。いっぱいやっぱ、いろいろ感受すると身体の中に満ち溢れますね」

祐「こっから俺飲んじゃうと、バーって『出ちゃう』」

太「出ちゃいますね、今は心にも体にもいろいろ溜まっちゃってるもんね」

祐「『受けちゃってる』ので」

太「受けちゃったら出したくなっちゃうもんね」

祐「そういう困ったときはレモンスカッシュ。(インスタライブコラボで太一さんと)繋がったものの、全部喋れないからあれだけど。喋れることと喋れないことがあるもんね、「アレ」があるから」(?)

太「今日はね、頑張っている人を見て。頑張ってたり戦ってる姿を見て、感じて。元気を貰いましたね」

祐「普段は劇団でやるときにはダーーーーって与える方じゃないですか」

太「自分が出す方ね」

祐「そういう毎日だったけど、この時期になって自分もコロナで仕事が出来ないってなった時に頑張ってる人を見るとね。自分も頑張ってるときにはなかなか受け取れなくないですか?こんなにも受け身全開というか、『受け手』の度合いが強い感じでした」

太「お客さんの感覚に近いのかもしれないね」

祐「ですよ」

太「元気モリモリやあ。モリモリでしょ?エネルギーになりましたね」

祐「モリモリです」

 

◯太一さんが悩みをどう解決するか

祐「この時間に起きてる人って何かお悩みの人が多いのかもしれないですねw」

太「悩んでない人の方が少ないよね」

祐「悩んだりするんですか、早乙女さん」

太「僕悩みそうにないですか?」

祐「なんか自分でパッと解決しそうなイメージがあるんじゃないですか、皆さんは(太一さんに対して)」

太「そんなパッとは解決できないでしょ」

祐「どうやって解決に導くんですか」

太「解決…うーん、やっぱ悩みって、自分一人で解決できる悩みじゃなくなってくるでしょ、仕事になると」

祐「チームでやってたり期限があったりいろいろありますよね」

太「そんな中、自分のモチベーションとかスタンスは自分の中で変えられたとしても、それだけではどうにもできないことは出てくる。仕事だと。どんな仕事でも。人と人との関わりだから。あとは好きな仕事とか嫌いな仕事もあるだろうし、自分がしたくない仕事もしなきゃいけないこともあるだろうし。そういった中で諦めなきゃいけないことも出てくるから。ただその『諦め』っていうのは決して『逃げ』とか『負け』とかじゃなくて、僕は『ここを諦めるんだったらここは絶対に諦めない』っていうところを作る。そうすると悩みも、諦めたりしなきゃいけないのも割と我慢出来たり。その分絶対『こっち』でなんとかしようってことを(決める)。全部を諦めることは出来ないかな」

祐「逆でいうと、譲らんところを決めるってことね」

太「そうね。あとは絶対それを自分のプラスに。イヤな事をしなきゃいけないんだったらそれ自身も自分のプラスに出来るようにしないと」

祐「『ストレス解消法を教えてください』とかあるけど、そういうことを解決していくことが一番のストレス解消法だよね」

太「自分の軸にあるものが解決しないと。たとえ飲んだとて人と遊んだとて解消されない」

祐「あなた昔から『ストレス解消法は何ですか』って聞かれても『ない』って答えてたもんねw」

太「そうね。……見ないようにする人多いもんね」

祐「俺もどっちかというとそっちのタイプ。だからストレス解消しよう、みたいな」

 

◯「やりたい1」があれば「イヤな9」も頑張れるということ / そうじゃなく「やりたい1」が分からないということ

太「あと俺一番大きいのは、目標に到達する事をそんなに考えてないかも、っていうのが大きいな。『目標に向かってる』っていうので良いというか。目の前の結果はそんなに大事な事じゃないなと思って。そこに向かってどれだけ努力できてるかとか、どれだけ自分の身に付く事できてるかとか、その方が大事かな。別に目標なんてすぐに叶うものじゃないし。でも一番良くない状況は『頑張らない』っていう状況が、俺は今までの人生の中で一番キツかったから、それだけは。俺は「1」「10」あったら、「1」自分の好きなことができるなら「9」は他の嫌な事とか我慢しなきゃいけない事とか(頑張れる)。「1」が出来るんならいいやと思ってるから。『好きな事をするために絶対にしなきゃいけないこと』っていうのは出てくるから

祐「(でも、)「10」あったら、その中で何がしたいかって話じゃないですか?それを自分で決めれるかどうかじゃん。その選択がちゃんと出来ない事の方が多いと思いますよ。あれもしなきゃこれもしなきゃ、みたいなことが増えて来るし周りの評価みたいなものも『やりたいこと』の一つかもしれないし。そこら辺じゃなく、(太一さんは)素直なところが見つけられてるわけじゃん、「10」のうちの「1」を。悩んでる方はそういう(見つけられてない)人が多いんじゃないかな。自分もそうだから(笑)分かるかなあ」

太「普通の生活だったら学校で進学するところを決めたりとかどういう風になっていくかを決めるけどさ、俺はその環境が無かったからずっとこの環境にいるんだけど。でもこの環境にいてもインタビューで夢とか目標とかを聞かれるんだけど、自分がやりたい事はなんですかって。今までずっと無くて。割と人が悩む段階って進学とか、自分の方針でしょ?どういう仕事に就きたいのかって。どうしても突き当たる壁というか」

祐「決めなきゃいけないみたいなところもあるしね」

太「そう、でも決まんないじゃん。そもそも何がやりたいのかも分かんないし目標も定まんないし。それって、もう足りてるからだと思うんだよね。人間の本能的に。本能的には何も(足りないことが無い)。生きてご飯食べて家族がいて、みたいなことで本当はたぶん足りてるんだけど。なんせ『自分で畑を耕す』っていうこと以外の仕事がめちゃくちゃいっぱいあるから、ご飯を食べるための選択肢が沢山あって、その中で何がしたいかって言われても見つかんないっていうか。まあでも本当は足りてんだと思うんだけどね」

祐「足りてると思う。だって今の状態で本当にしんどい人もいるだろうけどさ、ぶっちゃけバイトだけでも生きていける世の中というか。でもその中で絶対的なものは、最近凄く思うのは、『誰かと比べちゃう』のは凄くあると思う。そうだったんだなって思うもん(自分を指して)。で自分は比べられるのは嫌だった。『誰と誰』みたいにされるのが自分は嫌だった、くせに、一番そういう人ほど、俺みたいな人に限ってめっちゃ比べてんなーみたいな。だから全然満たされない。比べなきゃ絶対『幸せな状態』になると思うんだよね。そういうのはストレス。周りからしたら『仕事ないの大丈夫ですか』とかなるわけじゃん。勿論不安はいっぱいあるけど、でもその中でやってる事は、って世の中的には関係なかったりする部分もあるでしょ。会社とか組織に居る人は特に大変だなって思いますよ。」

 

◯「向き合うこと」の反対は「比べること」

祐「何が楽しいですか、今」

太「今楽しいと感じてること?やっぱ今日もそうだけど、いろんな道でいろんな環境でそれぞれ向き合って生きている人たちと(関われること)。この歳になってどんどんそういう人たちをいっぱい見れるじゃん、自分と違う環境で頑張ってる人たちね。で、俺は今、まあ岩崎さんもそうだけど、周りにそうやってちゃんと向き合っている人たちが(いる)。だって『向き合う』って凄く大変でしょ?すごいシンプルだけどすごい一番難しい。『向き合う』って。自分の環境と向き合って生きていくっていうのはすごい大変だと思うんだけど、それでもちゃんと向き合って生きている友達とか親友とかがいるから、前と比べるとそれだけで楽しいというか嬉しいというか。」

祐「前は違ったの?」

太「前はそんないなかったんだよね。俺も向き合ってなかったし。」

祐「そうじゃなきゃ(一緒に)居れないみたいな感じありますよね」

太「居れないね。さっきの『比べる』って話で言うとさ、その人の『成果』とか『結果』とかを見る人が多いから。だからそこで判断する人とはまず仲良くなってないもんね。それで俺が一緒にやってる人たちって、別にそういうところじゃなくて、どんな環境であっても成果が無かったとしても、ちゃんと自分と自分の道と向き合ってやってる人たちだから仲良くなれてるし。そう考えると本当に仲良い人って『そういう人』いないもんね。そこの価値観で見る人ってそもそもの感覚とか考え方が合わないんだろうね」

祐「そういう人と会う機会は自然と無いしね」

太「ねー。恵まれてんだと思う。まあでも出会うことは出会うけど」

 

◯本当に凄い人

太「でも本当に凄い人、凄い成功を修めてる人、ほんっとに凄い人、『一流の上』にある人っていうのは、……まあ『成功してる人』っていうのは多いけど、“本当”の(『凄い人』)。全然レベルが違うんだよな。『その上』があって、その人たちは結果で見てない。人を。そういう価値観で見てない」

祐「最近で言うと、最初叩かれてるけど結果、みんなが『時代が追いついてきた』みたいな言い方するけど、結局、自分の中で先見て先見て(やってきたわけだし)。最初叩かれてた人たちが結局今、掌返しに遭うってことも絶対起きてくるし。そういう感じはあるかな、二代目に対しては。ずっと叩かれてきた人だから(笑)」

太「あたさぁね」

祐「さんっざん叩かれてきましたから」

太「うん」

祐「でもちゃんっとそれに対して答えを示してきたというか。「1」の大事なものを、そこだけを守って、そこが「10」になるというか。不思議な感覚だよね。比べてないっていうか、自分が信じた『絶対』、『直感』みたいなものが(守ってる「1」として在る)」

 

◯「伝えたい」祐也さん

祐「あと10分くらいしかないけどこの100人くらいの人がどういう状況で見てるか分からないけど、『明日どうしよう』とか居るでしょ。人間関係」

太「俺達もそうだもんな、一緒だよ」

祐「眠れない日はありますよ」

太「それの繰り返しさぁ」

祐「なんか若干朱雀の影響なのかな、お芝居通してだったり踊りを通してだったり、そういうところを『伝えたい』みたいなとこはある。その『作品』が伝わればいい、じゃなくて、なんかアーティストの人たちに共感するというか。自分たちの音楽作って、自分の感覚で、悩んでいる事に対して僕たちはこう思う、前向きになって欲しい。……みたいなことが無いものに対して興味が湧かないというか(笑)辛いものだったら絶対、光が無いとやだし。変だけど」

 

◯(何かが始まりつつある・・・?)

祐「この状況を経てのあなたが何か作品を作るのは凄く楽しみですね。どんな作品を作るんだろう」

太「ね」

祐「いつも何かしらのメッセージがあるような感じだからね、早乙女さんは。今日言ってたけど一つ次の公演でやることは決まってるんでしょ、劇場で」

太「やることじゃないよ。え、あれでしょ、俺の、あの、え、あれ、見ながら言ってたやつでしょ。やることじゃないよ(笑)やりたいなってことでしょ」

祐「あれ見たいなー、スタッフさん大変だよあれ、俺らもやんなきゃいけない(笑)やりたいけど。一緒に立ってる俺らも頂きたいけどね」

太「うわなんか普通に喋ってるわ」

祐「普通に喋ってる中でもこの二人でこんなに喋ってるのめちゃくちゃレア回ですよ(笑)こんな会話したことないもんレベル」

太「普段はあるでしょ」

祐「しばらくこんな喋ってなかった気がする」

 

◯感受したから

太「ウーロンハイです」

祐「(笑)」

太「顔が赤くなってきちまった」

祐「ほんとだーちょっと赤い。珍しいな、だって3時半だもん」

太「さんじはん!?」

祐「すごいな―皆さんこんな時間まで(笑)でも一番ここに現れたあなたにびっくりしてると思いますよみんな(笑)でも朝方まで起きてるって情報は言ってたからね」

太「でも僕も岩崎さんとおんなじくらい感受してるんですよっていうことです」

祐「今日の感受がいつか、いつ伝わるのか分かんないけど楽しみですね」

 

◯しめくくり

祐「2分のカウントダウンが始まりました」

太「濃すぎて飲みきれんかったわ」

祐「(笑)まあ、眠れない人……いやたまたま起きた人や色んな人がいると思いますが。眠れない人たちに一言お願いします」

太「ひつじがいっぴき、ひつじがにひき、ひつじがさんびき。ひつじが、よんひき、ひつじが、ごひき」

祐「すいませんすいません(笑)すいません(笑)」

太「はーい」

祐「あの、俺が今想像してたのと違います」

太「(驚いた顔)(口から煙を吐きながら)」

祐「(笑)なんかあの、明日への力になる言葉をくれるのかと思ったら、ただただ眠りへいざなう呪文を唱え始めたので」

太「力ですかあ?」

祐「はい(笑)あと30秒です」

太「(ぷくーーっとした顔で数秒考えた後)ファイト!戦う君の歌を、戦わない奴らが笑うだろう、ファイト!冷たい水の中を、震えながら上って行け、ファイト!」

祐「(ギター弾くフリした後カメラに寄って)明日も頑張って、みなさん!」

~終わり~

 

 

太一さんはかなり終始真顔でずっとぐるぐる考えているような感じで、祐也さんはいつもみたいに終始笑ってた。話してる内容はむしろ祐也さんの方が今現在の悩みで痛切だなと感じたんだけど、それでも笑って喋ってるのが祐也さんだなーという感じだった。祐也さんが喋ってるとき太一さんはずっと静かに落ち着いて、しょっちゅう「うん」という相槌を入れてた。

 

私は太一さんが喋ることや信念に強く持ってるものはまるで「理想論」のようだなと思うんだけど、自分を偽ったり飾ったりしてこなかった人だからこそ、その「理想」にも見えるものが限りなく「現実」に近いんだろうなと常々感じる。「理想論」に似てるだけなんだと思う。本人にとっては紛うことなき正真正銘の「現実論」であり。

たぶん普通、小学校なんかでたとえ見せかけでも「満点」が欲しくて背伸びして、分かったふりして虚実綯い交ぜの「満点」を装飾だけ綺麗にして(中は本当は綻びだらけでも、どうにか誤魔化してでも)「完璧」を作ろうとして育っちゃうものだと思うけど、「中身の伴うものでしか人が判断してくれない」環境で小さいころから生きてきた太一さんだからこそ、上辺から作ることなく「真ん中」から「本質」から自分にとって大切なものを見つめて固めていけたんじゃないかと思ったりする。普通「理想ケース」として先に頭に置いておくようなものを一から自分の経験から組み立てて、メイド・イン・自分で「論」を出しているからこそ、太一さんの「真ん中」はダイヤモンドみたいに確かで強固なんだと思う。

それで悔しくなっちゃったり羨ましくなっちゃったりするんだけど、それこそが「比べてる」ということで「環境でどうこう言っちゃう」ということなんだよなあとこの日、本当に強く思い知らされた。「比べなければ『幸せな状態』になるのに」と言う祐也さんの言いたいことが痛いほど分かった。

自分の生き方でまっすぐ生きたいと思わせてくれるので、そしてそうやってまっすぐ生きている太一さんが物凄く素敵なので、太一さんの考え方は胸に鋭く刺さるし毎回強い刺激になる。太一さんを知れて良かったなと思う。

 

という書き起こしと少々重めの所感を共有します~~~!