記憶を新鮮なままで

こっちでもりんごアイコンです。見たまま聞いたまま感じたままを咀嚼しきる前に留めておきたい。コメントくれるとめっちゃ喜びます。

正直コロナ禍がかなりしんどい!

 

こんにちは!たたたんです。

超久々に(ブログ移行してから初めて)普通のエントリ。コロナでいっぱいの2020年、皆さん元気ですか??私はね、元気じゃないです。心が!こんな負のブログあんまり書きたくないけどコロナ騒動の中で心が磨耗してしまった結果自分に起きたあれこれの記録なので残しておくね。

これまで私は主だった災害や不幸に見舞われてこなかったから自分の生活に影響を及ぼす「災害」は今回のコロナ禍が初めてなんだけど、災害ってひどく心を蝕むね!?人が無差別に命を取られることに対する心傷は災害だから勿論あるにしろ、直接自分の身に降ることとしては初めの頃は「中止に延期にアンラッキーばかりだな〜」くらいで自分の心のいわば「事実から来る外的なショック」で止まっていたんだけど、7月に入ってから特に「代わり映えしない毎日への諦観」「行き場のない将来への不安」「なんかもうどうでもいいやという気持ち」でいっぱいになって「心を直接蝕む内的なショック」を自覚するようになった。外的なショックって「事実」が自分の中で薄れたら一緒に薄れていくけれど、内的なショックは原因が「日常の倦怠感」だからもう日常が変わるしかない。つまりどうしようもない。

◯日常のサイクルへの影響

どうしようもない…とか言ってると私の心の中に住んでる井伊直虎が「やってみれば分からぬではないか」*って吠えるからそれもそうだなと思ってオンラインサークルに新しく参加したり運動を始めたり家で出来るバイトを始めたり、とりあえず「日常を変えること」に躍起になってみたんですよ。これまあよく考えると無鉄砲にタスク増やしてただけだったんだけど、その結果エネルギーが消耗してるのにタスクも増えたせいで首が回らなくなって結局「大学の学問」さえ疎かになってきて、全てが中途半端になってしまいフリーズしてしまった。毎日「やらなきゃいけないあれこれ」を追っかけて疲弊してしまっている。学問ってタスクではあれど娯楽だと認識(そう思わなきゃやってられないし好きな分野に進んだので)してるんだけど、その認識が最近は消失して「消化しなきゃいけないこと」みたいになってる。しんどいな〜〜〜。大学に通えてた頃は人と話して人から得るエネルギーで生きてた部分もあったんだろうと思う。まあオンライン授業って良いこともあるんですよ、チャット機能のおかげで意見交換が活発かつスムーズに行われたりするし。でも究極画面ばっかり見つめて「コミュニティ」の一切無い大学生活楽しいか??という話なんですよね。よっっっっぽど好きな学問出来てない限りは楽しくないです!

 

◯趣味への影響

私のことをよく知ってる人は私が三度の飯よりドラマが好きだと知ってると思うんだけど、なんと私、コロナ禍が深刻化してからドラマを殆ど見てない。朝ドラはギリ追いついてるけど民放ドラマはゼロ。大河も5回くらい貯めてるんじゃないかな。ドラマからエネルギーをチャージして、見える世界を広く自分の感情をふくよかに、そうして心を満たしていた日常のサイクルが今は一切無い。でも原動力自体はあるから辛うじて身体は動いてる。なぜなら「推し事」はそのままの熱量で続けることができているから。何が言いたいかというと、つまり今、趣味を分散する体力が無いということ。

心に元気がある頃は超貪欲だった。いっぱいドラマ見ていろんな場所からエネルギーを頂いちゃうぞ!という気持ちに充ち満ちてドラマも沢山見てたんだけど、心に元気がない今は「大きい1つのエネルギー」のみに縋るようになっている。幸い私が今推している人は規格外のエネルギーを放つ人*なので、エネルギー補給にはあまり困ってない。でも「酸素がないから酸素ボンベにその都度頼る」みたいな感じ。

エネルギー源がそこかしこに在った以前と比べると、現在は日常における「身の回り」の酸素濃度の薄さを切に感じて苦しいのも事実。日常に溢れる酸素(ドラマ等)に生かされてきた身からすれば酸素ボンベ、つまり"超お助けグッズ"だけじゃキツく感じることも結構あって。だって24時間「エネルギー濃度の高い推し」という酸素ボンベを片手に毎日を必死に生きるの、苦楽の狭間じゃない????* 例えばゴキジェットは有難いけど、だからと言ってゴキブリが大量発生する家に住んで心安らかかって言われたらそうじゃないでしょ。お助けグッズさえあれば安心なんてことじゃないんですよ。

酸素ボンベに話を戻すと、ボンベって有難いし幸せだけどまあボンベのみに頼る生活はキツいっちゃキツい。酸素ボンベは何も悪くない、そこに在ってくれるだけで有難い。推しの姿を見るだけで有難い気持ちになる。でも何って「酸素ボンベがなくちゃどうにもならない日常」が悪いんですよ。日常に溢れてるはずの酸素を吸う気力を起こさせないコロナ禍が悪すぎるんですよ。酸素ボンベは「必要分+α」のエネルギーを補ってくれるけど、あくまでも「穴を埋めて元気をくれる」だから。何の変哲も無い日常の中で刺激をくれて心を潤してくれる''どデカいエネルギー''が摂取したくて推し事をしているのに。穴を埋めてほしいわけじゃなくて、積極的に摂取していきたいんですよ。

推しがくれるエネルギー量は変わらないはずなのに、それを受け取れるキャパが今の私には少ないのも悲しい。前に「''命を燃やして生きている推し''を命がけで推してる」って書いたけど、こんな「命がけ」を言ってるんじゃないんですよ。「強さ」にめいっぱいの「強さ」で返したいと思っているわけであって、私の気が仮にぷつりと切れたら私がことりと死んでしまうような、そんな弱々しい「命がけ」の話じゃないんですよ、言いたかったのは。

 

◯三度の飯より悲劇が好きなのに

私「悲劇」で心をゆっさゆっさ揺らすのがすごく好きなんですね。ありったけの「辛い」を浴びて、思考が一時止まるほどに全身がとてつもなく大きな感情に満たされるのが大好きで。そのフリーズを経て動き出した思考がものすごく活発になってゆくのも大好きで。悲劇を見ると心が満たされて幸せになる。

昨日までの5日間、連続で「心がしんどくなる」を浴びられる或る舞台作品のシリーズが無料ライブ公開*されることになっていたので、「絶対大好きなやつ」と思って飛びついたんですね(ずっと気になってた&推しの弟が出ていたから何の苦もなく視聴する力が沸いた)。

「大好きなやつ」だったんですよ。極上の絶望。ただ、3日目くらいから異変が生じ始めて。めちゃくちゃ心がブルーになってきたんですよ。あまりに作品が面白すぎるからそれでも観るんだけど、あー、悲劇って自分の心がハッピーなときに見る贅沢なものなんだな、と感じた(作品は本当に面白くてブログ書いてる今も虜だし最新作も観に行こうと思ってるけど)。

日付を跨ぐ頃、日常から延長したブルーな気持ちの中でとんでもない惨劇を描いたその作品のことを考えながら「絶望」としか言いようのないサントラを聴いていると、すごく退廃的で心が折れたような感覚になったんです。「あろうことか大好きな娯楽で心が折れるなんて」というショック(これも作品から得た体験だから超大事にするけど)も相俟ってよけいに気持ちがメソメソして、気付いたら萎んだままぐっすり眠りこけていた(真夜中に目が覚めてこの状況はまずいなと思ったのでブログを書いている)(ブログを書くエネルギーも最近全く無かったけど、それでも書こうと思うほどに危機感を感じた)。

作品を嫌いになることは無いし感情を昂らせてくれるものはどんな形であれ養分なのでこれからもずっと心で輝き続けるけれど、とは言えこんな感覚が初めてで、ひとえに「災害って怖い」と思った。

 

その他に自分の身に起こったことと言ったらストレス過多でこのコロナ禍期間にアトピーが発症したことくらい!!笑(笑い事では無い)

とにかくみんなで頑張ってコロナを乗り切ろうね。心を死なせないように可愛がって育てていこうね!という話でした。まとまってない気もするけどもういいや。そんな感じでした!生きよう〜〜〜〜〜!

 

追記1

この非常時に身の回りの趣味をポーイしてたった1つの趣味の精度を上げて行ってしまうの、趣味じゃなくても全然当てはまると思ったので物によっては気をつけなきゃいけない。緊急時だと、自分にとって今一番見え易い「救い」が、「たった1つの光」に見えてしまう。

 

追記2

寝ぼけてるから酸素とかエネルギーとかちょっとよく分かんないまま考えないままふにゃふにゃ書いてる。理科的にちょっと変みたいなのはすみません!

 

追記3

推しをゴキジェットに例えるのは流石に良くないと思ったけど10分頭捻って思い付かなかったから許して(しかもちょっと分かりにくいから1番タチ悪い)。

 

追記4

どデカいエネルギーを受け取れるキャパが今の自分には無いって言ったけど推しがyoutubeを開設する時には物凄く大きい感情が溢れ出てドバドバ泣いてしまったので(情緒)、この時期に凝り固まりがちな感情を解放してくれる推しにはやっぱりホントに感謝してもしきれない。

 

*心が比較的ハッピーで余裕がある方は大河「おんな城主 直虎」を是非見て。最高。

*エネルギーが高濃度でギュッッと詰まってる場所は「SAOTOME TAICHI CHANNEL」なので気になった方はyoutube見てみて。最高。

*推しのタイチサオトメが舞台を作るときに自分の限界を遥かに超えた体力を駆使して気付いたら酸素ボンベ吸わされてる、という逸話を思い出して改めて半端ないなと思ったのでした。

*極上の絶望を味わえる舞台は「TRUMP」シリーズ。余力があれば調べてみて。最高。私はグランギニョルが一番刺さった。